一般社団法人高知県農業会議とは
一般社団法人高知県農業会議は、広く地域農業・農業者の立場を代表し、農業の健全な発展を図る組織です。
組織の概要
高知県農業会議は、地域農業・農業者を代表する機関として、農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)に位置付けられた認可法人として昭和29年(1954年)に発足いたしました。
その後、60余年を経て、改正農業委員会等に関する法律(2015年9月4日法律第63号。以下、「法」と言います。)に基づき、2016(平成28)年4月1日付けで「一般社団法人高知県農業会議」に組織変更し、農業委員会ネットワーク機構の指定法人として位置付けられました。
高知県農業会議は、市町村農業委員会等の活動を支援するとともに、農業者等の意見を集約して、国や県の農業施策に反映させるための要請活動をはじめ、優良農地の確保や有効利用対策、認定農業者を中心とする担い手育成対策や新規就農者の確保・育成対策などに取り組んでいます。
組織構成
一般社団法人高知県農業会議は76名の会員(一般社団法人法上の社員)から成り立っています。
一般社団法人高知県農業会議 機構図
業務内容
高知県農業会議は、農業者等に対して、農業委員会、農業振興センター、JA等関係機関と連携して、農地や経営等に関する支援を行っています。
- 優良な農地の確保等に関する支援
農業委員会への支援等を通じ、農業生産の基盤となる優良な農地を確保し、担い手へ集積・集約を図る取り組みを実施しています。 - 担い手の経営に関する支援
企業的経営を目指す農業者等へ、関係団体や金融機関と連携し、経営、労務、農業者年金等に関する個別相談の実施や各種セミナーの開催を通じ、農業者の経営安定や発展を支援しています。 - 労働力確保に関する支援
農業者の労働力確保に向けて、農業法人等へ就職希望する方に農業法人等への紹介等を実施しています。 - 新規就農者の確保・育成対策
「高知県新規就農相談センター」を設置し、市町村、JA等関係機関と連携して、就農希望者、農業参入希望の企業、農業大学校生等への支援をしています。 - 経営者組織の支援
農業法人等の組織「コウチ・アグリマネジメント・クラブ」など、農業者等の組織の活動を支援しています。 - 農業者ヘの情報発信
農業委員会組織の情報誌として発行している全国農業新聞や全国農業図書等を活用し、農業者への情報発信を行っています。